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2023.01.06

クリニックにおける採用ページの必要性

本記事は「クリニックにおける採用ページの必要性」について、経営コンサルタントの中角が医師のために記載した文書です。
より詳しく知りたい先生はこちらからお問い合わせください。

 

 

<目次>

  1. 採用が厳しい中でクリニックに興味を持ってもらうには
  2. 採用ページをクリニックのHPに載せるメリット
  3. 採用ページ作成時のポイント
  4. 採用率を上げるための更なる施策

 

1.採用が厳しい中でクリニックに興味を持ってもらうには

 

昨今、医療業界の有効求人倍率は常に全産業を上回っており、慢性的な人材不足となっているため、看護師や医療事務、勤務医の募集に苦戦しているクリニックが多いです。
そのような状況で、数多くあるクリニックの求人から自院に興味を持ってもらうには、ただ採用サイトに募集要項を載せるだけでは厳しい時代になっています。

 

大手採用サイトの情報によると、9割の求職者は採用サイトに載っている情報だけではなく、自社サイトに情報を見に行くとのデータが出ています。
採用ページがクリニックのHPにあるかないかで採用の確度が違ってくるのです。

 

2.採用ページをクリニックのHPに載せるメリット

 

採用ページをクリニックのHPに載せるメリットは大きく3つあります。

①大手求人媒体に載せることができない情報を細かく載せることができる
②独自化を打ち出すことで他院との差別化が図れる
③応募者とのミスマッチを防ぐことができる

多くの求人媒体では、文字数の制限、掲載写真の枚数制限などがあります。
その結果、多くのクリニックで掲載文章に変化がなく、時給や月収で差別化を図るしかないような状況となっています。
もちろん給与の設定は非常に大切ですが、クリニックが求職者にアピールしたい理念や文化、クリニック独自の情報などは表示制限により埋もれてしまいます。
その点、HPに採用ページがあればクリニックが伝えたいことを細かく掲載することができ、応募者にとっても詳細にクリニックの情報が得られるため、採用後のミスマッチが減ることにつながります。

 

3.採用ページ作成時のポイント

 

採用ページ作成の際に特にポイントとなる部分は下記3点です。

①スタッフの写真掲載
②クリニックの掲げる方針や理念、院長先生の思いを掲載
③実際に働いた場合のモデルケース(勤務年数による年収など)の掲載

今の若い方はSNSの影響からか写真を通して得る情報が多くなっています。
文字だけのページよりも適度に写真や図、グラフなどを用いて視覚的に訴求することが望ましいです。
また、モデルケース(勤務年数による年収など)を掲載することで、求職者が実際に働いた後のキャリアプランを描きやすくなります

 

4.採用率を上げるための更なる施策

 

その他に採用率を更に上げるための施策としましては下記の項目があります。

・各地域における求人広告媒体の精査
・周辺地域の賃金調査
・ページだけではなく採用サイトの作成でクリニックのブランディングを強める
・SNSをうまく使って情報を載せる

実践できるものから実践して、採用に強いクリニックを目指していただけますと幸いです。

 

 

弊社では、採用全般に関するアドバイスの他、採用ページの作成における原稿の構成を立てることやデザインラフ案の作成などを行っております。
詳しい内容を知りたい方はお気軽に無料経営相談をお使いください。