クリニック向け公式LINEアカウントの活用方法 その2
本記事は「クリニック向け公式LINEアカウントの活用方法」について、経営コンサルタントの百合草が医師のために記載した文書です。
より詳しく知りたい先生はこちらからお問い合わせください。
〈目次〉
1.効果的なリッチメニュー
LINE公式アカウントを活用されているクリニックも増えてきたのではないでしょうか。
クリニックの情報発信にLINEが有効である理由については以前のコラムでご紹介いたしました。
(詳しくは「クリニックのLINE活用~集患対策から患者満足度対策まで~」をご参照ください。)
今回は、どういった機能をどのように活用するのがよいのかお伝えしたいと思います。
まずは、リッチメニューについてです。
リッチメニューというのは、ユーザーがLINE公式アカウントのトーク画面を訪れた際、画面下部に固定で表示されるメニュー機能です。
画面を大きく占有するためユーザーの注意を引きやすく、外部サイトや予約ページなどに誘導することができます。
WEB予約やWEB問診などを表示させておくこともできるので、患者さんにとってわざわざホームページを開く必要がなくなることで使い勝手がよく、クリニックにおいてもWEB予約率の向上や、電話による問い合わせの減少が期待できます。
2.リッチメッセージの特長
リッチメッセージとは、画像やテキスト情報を一つにまとめて配信でき、簡潔で分かりやすい訴求が可能な機能です。
通常のテキストメッセージと異なり、視覚的にもわかりやすく、患者さんへ行動を促しやすいのが特長といえます。
疾患ページへの誘導、情報発信、キャンペーンの告知など使い方はさまざまで、ターゲットに合わせたリッチメッセージを用意することで、反応率を高めることができます。
3.アンケート機能
アンケート(リサーチ機能)とは、投票形式やアンケート形式で意見を集められる配信ができる機能です。
お友だち登録している患者さんに手軽にクリニックのアンケートを取得できます。
4.販促機能(クーポン)
クリニックで使用できるクーポンを作成し、メッセージとして配信することができます。
また、デジタルのポイントカードを作成することも可能です。
作成したクーポンはメッセージ・LINE VOOM・応答メッセージなどで配信・投稿ができ、来院促進につなげることが期待できます。
5.まとめ
以上、LINE公式アカウントで活用できる機能をご紹介させていただきましたが、いずれも導入すること自体が重要ではなく、患者さんにとって便利な状態、役立つ情報を提供し、自院へのロイヤリティ(愛着)を高めてもらうことが目的となります。
LINE公式アカウントの分析ページでは、「メッセージ」「友だち」「チャット」「タイムライン」「クーポン」などのデータを確認することが可能です。
これらのデータを分析して、患者さんがどのようなタイミングでメッセージやクーポンを必要としているのかを見極め、継続的かつ効果的なLINE公式アカウントの運用を目指しましょう。
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