オペレーション
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スタッフが自然に動き出す!院長の業務委譲を成功に導く3つの習慣

●なぜ、多くの院長が業務委譲に悩んでいるのか

診療に集中したいのに、雑務に追われる毎日」
「スタッフに任せたいけど、結局自分でやった方が早い
言われたことしかやらないスタッフにイライラする」

このような悩みを抱える院長先生は、少なくありません。

医療の質を高めたい、患者さんともっと向き合いたい。
そんな想いとは裏腹に、日々の業務に忙殺される。これが多くのクリニック経営者の現実です。

今回は身につけるだけで、スタッフが自発的に動き出し、院長の負担が劇的に軽減されるある「習慣」をお伝えします。

●業務委譲がうまくいかない本当の理由

多くの院長が陥る罠があります。それは「スタッフの能力不足」を理由にしてしまうことです。

「うちのスタッフは自分で考えて動けない」
「指示待ち体質で困っている」

しかし、私たちが数多くのクリニックをサポートしてきた経験から言えることは、問題はスタッフではなく、コミュニケーションにおける習慣にあるということです。

●自発的スタッフを育てる「3つの習慣」

1.目的を明確にする

「検査キットの在庫確認をお願いします」
これだけの指示では、スタッフは単なる作業として処理します。しかし、

患者さんの待ち時間を減らすために、検査キットの在庫を常に適正に保ちたいんです。そのための確認をお願いできますか?」

このように目的と背景を伝えることで、スタッフは「なぜ」を理解し、自ら工夫を始めます。

2.名前を呼んで指名する

「誰か、これやっておいて」ではなく、
「〇〇さん、これをお願いできますか?」

名前を呼ばれることで、人は特別感と責任感を持ちます。
これは心理学でも証明されている「カクテルパーティー効果」を応用した方法です。

指名されたスタッフは「自分が頼られている」と感じ、より積極的に取り組むようになります。

3.お礼を3回言う

感謝の言葉は、最強のモチベーション向上“ツール”です。

引き受けてくれた時:「ありがとう、助かります」
完了報告を受けた時:「ありがとう、早速確認しますね」
確認後:「完璧でした、ありがとう」

たった一言の「ありがとう」が、スタッフの次の行動を変えます。

●「スタッフへの業務委譲が進まない」とお悩みの先生へ

自分で全部やるより、任せた方がクリニックは伸びる

改善スピードが遅いのは、スタッフが悪いからだけではありません。多くの場合、「任せ方」が分からなかっただけなのです。

そしてその解決の第一歩は、院長先生の“声掛けの習慣”を変えることです。
さらに重要なのは、自発的なスタッフの姿勢は周囲に伝染するということです。1人が変われば、クリニック全体の雰囲気が変わり始めます。

まずは明日から、

1.一つの業務について「なぜ」を説明する
2.必ず名前を呼んでから依頼する
3.「ありがとう」を1日10回言う

の3つを意識してみてください。

小さな変化の積み重ねが、大きな成果につながります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

「具体的にどう始めればいいか分からない」
「自院に合った業務委譲の進め方を知りたい」
「スタッフとのコミュニケーションに悩んでいる」

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