【終了】第2回 内科医院経営基礎セミナー
- 開催日時:
- 2022.8
- 開催場所:
- WEB(オンライン開催)
皆さまこんにちは、クレドメディカルの池田と申します。
一時は流行の落ち着きを見せた新型コロナウイルス感染症でしたが、オミクロン株BA.5の流行により、一挙に感染者数の増加につながっています。我々も日頃の診療を拝見していると、発熱患者の診察を行うクリニックでは感染防止の取り組みや発熱患者の増加により、診療時間の延長や医師・スタッフに疲弊の色が伺われます。
こうしたクリニックの院長先生から「一日の診療を終えると疲弊して経営戦略にかける時間が足りない」「趣味や家族との時間など先生・スタッフのプライベートの時間が減っている」「スタッフもストレスが溜まっている」といったご相談をいただくことが増えています。
感染症が流行する度に「ここを乗り越えれば」と何度考えられたことでしょうか。しかし現実には感染症流行を繰り返し、そのたびに先生方の時間が奪われ、業務改善や経営戦略にかける時間が減っていくことが多かったように思います。さらに診療報酬改定、感染対策対応の変更、新たな検査薬や治療薬の承認など外部環境の変化スピードは一層早くなっており、それらに対する対応もより迅速に行うことが求められています。時間が無い一方で、対応すべきことが増えている現状に悩まされる先生も少なくありません。
しかし感染症の収束を見据え、内科医院が安定経営を図るためには慢性疾患(生活習慣病や睡眠時無呼吸症候群、アレルギー性疾患など)での集患も同時に進めなければなりません。そのためには感染症の流行に左右されない体制を早い段階で整えておく必要があります。さらに近年では事業継承や新規開業をするクリニックが増え、最新の検査機器や院内設備を備えるだけでなく積極的に集患の取り組みを行っています。
今後高齢化が進み在宅医療への需要が高まることから、在宅への強化を検討されている先生でも在宅の入口となる外来での集患強化は避けることはできません。さらに人口減少が続く日本では従来の経営スタイルでは、現在の経営状況の維持ですら困難になることが予想されます。
今後の経営戦略を考えるためにも必要なことは、まずは少しでも先生の時間を生み出すことです。
今回のセミナーでは、患者さんの話を聞く時間を確保しながら診療効率を高め先生の負担ゼロを目指す体制づくりに加えて、感染症の収束後を見据えたマーケティング戦略をお伝えいたします。さらに発熱外来を実施している先生、発熱外来をこれから実施しようとしている先生に向け、発熱外来の診療オペレーションをスムーズに行う成功事例も解説いたします。
2つ以上当てはまる先生はぜひご参加ください!
講座のポイント
「患者満足度を下げずに時間を生み出す診療体制構築」
◆ 診察をスムーズに行うために見るべき6つの時間
◆ 短い時間で患者の理解を促す診療効率化の7つ道具
◆ 多くの医院が陥りがちな予約システム・WEB問診の落とし穴
◆ 導入よりも育成が肝心要のクラークシステム構築
「今見直すべき発熱外来オペレーションの成功事例」
◆ 診療時間を延長しないための発熱外来設計
◆ 発熱外来の予約から会計までの手間を解消する秘訣
◆ コロナ検査に係る臨時的取扱い算定項目、今算定可能なものは?
「労力を減らし費用対効果を高めるマーケティングの基本」
◆ 良い口コミで患者来院を促すための仕掛けづくり
◆ ムダを減らす広告費の適切な考え方
◆ 競争が激化するホームページ集患と先行者優位の原理原則
「スタッフが主体的に動く自立型組織の採用・教育戦略」
◆ 面接だけでは見抜けない優秀なスタッフの採用術
◆ スタッフのモチベーションを引き出す評価制度設計
◆ 業務のスキルアップを早める教育プログラムの作り方
本講座の内容
内科医院を取り巻く外部環境の変化
院長先生の時間を生み出す負担ゼロ診療体制構築のススメ
労力と費用の効果を高めるマーケティングの法則
本セミナー開催にあたって
先生の時間が足りないという課題は、先生だけの課題ではありません。
診療時間が延長しているとスタッフの疲弊や不満につながり、離職や賃金交渉など雇用の問題を生み出すこともあります。そうなると新たな人材の採用や教育にさらに時間が奪われる悪循環に陥ってしまい、経営者として時間を使うべき患者満足度の向上や増患対策、長期的な経営戦略の検討に費やす暇も失ってしまいます。
先の見通しのつきにくい状況だからこそ、「今」時間をいかに生み出し、時間を奪われないための体制を整えていくのか、その方法を取り入れていただきたいと思います。
そして今回のセミナーは情報をお伝えするだけでなく、先生方に実際に時間を生み出すために取り組んでいただくことを目的としています。
新たな取組を始めたい、今の状況を少しでも変えたいと思う先生はぜひご参加ください。セミナーにてお会いできることを楽しみにしています。
1)現場で使える!診療効率改善108のチェックリスト
診療現場で実際にコンサルタントがチェックしている診療効率改善のポイントをまとめたリストをプレゼント
2)参加講演のセミナー投影資料まとめをプレゼント
3)WEBでの無料経営相談(60分まで)
4)3か月無料電話相談(毎月15分)※最終月は30分のWEB相談も可能
講師紹介
主任経営コンサルタント
池田 亮午
同志社大学心理学部を卒業後、同志社大学大学院心理学研究科に進学。大学院では乳幼児のコミュニケーションと感情発達を研究し、修了後、海外工場を有する国内企業トップシェアの木製知育玩具メーカーに入社。乳幼児発達の知識を活かし、年間600社との取引を担当。小売業、卸売業、通信販売、児童施設関連と多岐にわたる業界との取引を通じて業績拡大に貢献。
クレドメディカル参画後、WEB、SNSマーケティングを強みとして変化する時代と生活環境に対応したユーザーへの訴求からクリニックの増患対策を得意とする。患者と医師に寄り添ったオペレーションの確立を行い、内科・小児科・耳鼻咽喉科を中心にクリニック経営の発展と永続を追求。親から子、孫まで世代を超えた医療提供を礎とする住みよい環境の共創をモットーに医院経営を支える。
チーフ経営コンサルタント
多田 遼祐
立命館大学卒業後、建設コンサルタント会社にて官公庁に対する公共事業の立案や事業計画などのコンサルタント経験を経て、医療業界大手の臨床開発・メディカル・セールス・薬のライフサイクルのサービスを提供する会社に入社。 製薬企業の戦略実行のパートナーとして業績拡大に貢献し、内科・脳神経外科・精神科・整形外科など幅広い診療科で力を発揮。
クレドメディカル参画後は、医療現場に則した診療効率の向上や増患対策を展開し、医院の業績拡大に尽力。単なる業績拡大ではなく、医院が抱えている問題に真摯に向き合い、強い組織作りを目指したコンサルティングを行っている。