セミナー情報

【終了】第2回 眼科 経営基礎セミナー|2019年7月28日東京、8月4日大阪

開催日時:
2019.7.28
2019.8.4
開催場所:
東京、大阪

クレドメディカル主催 眼科医院経営基礎セミナー

皆様、こんにちは。クレドメディカルの西條弘展です。
学校検診の忙しさが残るこの時期にお手に取っていただきありがとうございます。
弊社は眼科専門のノウハウを活用して“開業後”の診療所の経営コンサルティングを行っております。

手術収入以外の一般診療のみで年間医業収入1億円を残業無く達成するためには、来院されている患者さんの構成や診療内容にもよりますが、
一定以上の診察効率(=オペレーション)を実現しながら、継続的に患者さんが集まる仕組み(=マーケティング)を構築する必要があります。

マーケティングだけに特化してしまうと患者さんの待ち時間が長くなってしまうので、長期的に見ると患者満足度が低下し、患者の増加は頭打ちになってしまいますし、オペレーションだけに特化しても診療終了時間は早くなるかもしれませんが、患者満足度が低下してしまいます。
ですから診療延長をせずに年間医業収入の増加を希望される先生はマーケティングもオペレーションもより良い仕組みづくりをする必要があります。

そのような前提を踏まえて様々な眼科診療所を訪れる中で感じることが、
眼科はまだまだカルテをご自分で記入されている先生が多いということです。
これは業務分担が適切に行われておらず、先生に負担が偏っている状態を表しています。

このような状況下では診療効率化をスムーズに進めることができません。
弊社クライアントクリニックでは、患者満足度と診療効率の向上の両立を図るために
「医師でなければできないこと」「スタッフさんでもできること」
「人の手を借りずともツールでできること」
に分けて患者満足度の向上と診療効率化を両立されています。

本ページで患者満足度を向上させつつ、診療効率化を図る3つのポイントを徹底解説!

患者満足度向上と診療効率化を両立させる3つのポイント

診療効率の向上を考える上で必ず検討しなければいけないことが「患者満足度」です。
先生方のお考えの通り診療効率ばかり意識してただ単に短時間診療を行ってしまっては患者満足度が低下し、患者離れを起こしてしまいます。そこで先生方に考えていただきたいことが業務分担です。

それまで医師一人が担っていた業務を医師の業務とスタッフの業務に切り分けることで、診察の質を落とすこと無く診察時間を短くすることができます。
ほとんどのクリニックで導入されている問診も業務分担です。
診察室で医師が問診を行う代わりに紙やスタッフが事前に問診をし、あらかじめ患者さんから症状を聞き出しています。
このことに不満を持つ患者さんはほとんどいらっしゃらないでしょう。

しかし、診療中の説明はその全てをスタッフに任せるわけにはいきません。ただ、説明を医師が1人で続けると診療効率の向上には限界がきてしまいます。そこでお伝えをしたいことが「回数×インパクト」です。
単独で比較すると医師からの説明とスタッフによる説明では前者の方が納得度も満足度も高くなりますが、ツールの使用やスタッフからのアフターカウンセリングを導入し、説明の回数を増やすことで
医師以外からの説明でも同じかそれ以上の満足度を与えることができます

両立のポイント1 説明の分担
の図のように、医師1人で行っていた説明を医師は端的にその方の症状と今後の治療方針のみに絞っていただき、その疾患がどのようなものなのか、日常生活で気を付ける点はどのようなものなのか、といった各疾患共通の注意事項はスタッフからの説明やツールでの説明に置き換えていただくというものです。

両立のポイント2 独自の説明体制

診療効率と満足度の両立を目指されている弊社クライアントの先生はクリニックで作成したオリジナルのツールを使用されています。
製薬会社作成のツールを使用していただいても効果はあるのですが、オリジナルで作成することによってルーティンとなっている先生独自の説明を盛り込むことができ、製薬会社のツールを使用するよりも高い効率化の効果がある上に、マーケティングでも効果を発揮してくれます。
今回のセミナーでは診療に使用できるツール、はもちろんipad等のタブレットを使用した動画ツールの導入効果や、具体的な作成ノウハウもお伝え致します。

両立のポイント3 クラーク・シュライバーの導入

私がお伝えするクラーク制度はORTや検査担当が検査の最中に主訴をカルテに記入するだけでは無く、診察室内で医師の横に座り、所見、処方、病名を記入してくれる制度のことです。

クラークは適切に導入、運用できれば先生の診察スタイルを変えること無く、1コマ30分程度診療時間を短縮できます。

クラーク・シュライバーのメリットと導入のポイント

【クラーク導入のメリット】

  • 診療スピードが改善され1時間あたりの診察最大人数を増やすことができる。
  • カルテ記入時間・カルテ記入指示時間が少なくなり、先生の負担が軽減される。
  • 医師が患者さんへの説明に集中することができ、より細やかな診察が可能になる。
  • 1人あたりの診療時間が短縮することにより、患者さんの診療待ち時間が全体的に短くなる

上記のような効果があるクラークですが、先ほどお伝えした通り眼科医院ではまだ導入が進んでいないと感じております。
眼科の医師とお話しする中でクラークの導入が進まない理由には次のようなものがあることが浮かび上がってきました。

【クラーク導入の障壁】

  • シェーマが必要な眼科では導入ができないと思っている。
  • 気にはなっているが、どのように始めれば良いかわからない。
  • カルテの記入をスタッフに任せることに対して抵抗がある。

確かに眼科はシェーマが重要な診療科目です。弊社のクライアントさんではシェーマも充分に記載していただきながらクラークを導入されています。また、スタッフが記入をするわけですが、先生が内容を確認されるため間違ったことが記入されている、次回見返した際に使えない、ということもありません。
ここまでお読みいただいた先生方へクラークを導入を成功に導く3つのポイントをお伝え致します。

【クラーク導入に成功する3つのポイント】

  • クラークは受付からコンバートする。
  • 特定の内容から記入をスタートする。
  • 記入内容が違っていたり、抜け漏れがあっても怒らない。

セミナー当日には成功例、失敗例を含めて弊社クライアントクリニックでクラークを導入した際の実例をご紹介します。

本セミナーでお伝えするその他のコンテンツ

オペレーション

  • 患者満足度向上と診療効率向上、両立させるための考え方
  • カルテ記入からの卒業!?医師によるカルテ記入を0にするクラーク制度
  • <門外不出>クラークの導入と教育マニュアル
  • 診療効率改善の第一歩は当たり前の見直しから!屈折検査中の事前問診オペレーションについて
  • 実は全ての院長先生が知らない会計待ちの状況
  • 説明内容を増やしながら説明時間を短縮できるツールの使い方、作り方
  • 来院患者層別おすすめ予約システム運用ルール

マーケティング

  • これぞ医院経営におけるマーケティングの基礎!医業収入を増加させるために必要な5つの要素
  • 患者満足度以外に改善点まで聞ける患者アンケートノウハウ
  • 新規患者を増やすために必ずしなければいけないこと
  • 患者さんが集まるホームページと集まらないホームページ。増加に効果を出すための施策とは?
  • 3点以下は要注意。Googleの口コミ概要と低評価口コミへの対策
  • ホームページ上位表示のためのGoogleアルゴリズムの動向(最新の2019年3月アップデート対応版)
  • 眼科ではまだまだ少ない?他院と差別化できる専門サイトの作り方

マネジメント

  • スタッフ戦力化のためのマネジメントフロー
  • 採用する前に必ずしていただきたい●●試験
  • ターゲット別媒体の選び方採用反響が少ないクリニックが陥っている給与設定方法
  • 仕事の方法を伝えるだけが教育では無い。先輩スタッフに学んで欲しい教育の4STEP
  • ボトムアップ型ミーティングとヒエラルキー型組織の運用方法
  • スタッフのタイプ別自主性の育て方

最後に先生方に伝えたいこと

最後までお読みいただきありがとうございます。
高齢患者による医業収入が売り上げに占める割合が大きい眼科診療所経営において少子高齢化は追い風と感じられる方がいらっしゃるのではないでしょうか?
国の推計によると実は老齢人口の絶対数の伸びは2020年に止まると予想されており、その後は横ばいの状況が続きます。一方0歳~65歳の生産人口は減少を続けます。

これは対策を実施しなければ人口減少に沿って 医業収入が低下するということです。
もう少し詳しく言いますと、対策を実行しているクリニックは継続的に発展し、そうでは無いクリニックは今まで以上に速いペースで衰退する、ということです。

そのような環境下に置いて継続的に発展をしていくためにはいかに早く将来を見据えた対策をとれるか、にかかっています。言い換えるとクリニックがどのように成長するのか、どの程度成長を続けていくのかは「実行の速さ×質」で決まるということです。
“速さ”は先生方の決断や実行のスピードによるものですので、大部分が先生に依存するものですが、
“質”は判断の基となる情報が大きな影響を及ぼします。
今回のセミナーでは、診療効率の捉え方、目標となる数値、具体的な効率化手段、増患に効果を発揮するクリニックホームページの作り方、採用と教育など弊社クライアントが実践しているノウハウをお伝え致します。
これらのノウハウは弊社クライアントクリニックで実践され磨かれてきたものばかりですので、先生方のクリニックでも共通するものが必ずあると考えております。

是非、院長先生だけでなくスタッフと一緒にご参加いただき、弊社クライアントクリニックで実践し、成功した取り組みを共に学んでいただくことで、明日からの診療にお役立てください。
※お二人目以降の参加には割引価格を設定しておりますので、代休を取らせてでも、なるべく多くのスタッフの皆さんと一緒に参加されることを強くお勧めします。
(一方で「スタッフだけに参加させて自分は行かない」というのは特別な事情がない限りはお勧めできません。「率先垂範」、まずは院長先生が参加の上で、スタッフの方へお声がけしていただくことが正しいマネジメントの第一歩です。)

今、決断の時です。申込フォームの入力はたったの1分。
当日セミナーでお会いできることを楽しみにしております。

株式会社クレドメディカル 西條弘展

本セミナーの早期申込み割引特典のご案内

今回、早期申込特典として、7月13日(土)までにお申し込みされた方に限り、
1名様分の料金で更にもう1名様、無料でご参加頂くことができます。
院長先生だけでなく奥様や事務長、現場のリーダークラスの方にも一緒に聴講頂くことで、セミナー内容をスムーズに実行に移していただきやすいのではないか、と考え本特典を準備しております。
特に今回のセミナーではスタッフの活躍による診療効率化の内容もございますので、スタッフとご一緒でのご参加をお勧め致します。第三者から経営効率のためでは無く、診療効率改善がなぜ患者満足度に繋がるのか、という内容をお伝えすることで、先生が指示を出された際に「協力的に動いてくれるようになった。」というお言葉も頂戴しております。是非この機会をご活用ください。

当日のプログラム内容 (講座構成は当日変更の場合がございます。ご了承ください)

(講座構成は当日変更の場合がございます。ご了承ください)

【第1講座】 眼科医院を取り巻く環境と今後の展望
【第2講座】 患者満足度+診療効率に効果を発揮するマーケティング手法
【第3講座】 残業無しの毎日へ、クラーク活用徹底解説
【最終講座】 本日のまとめ

講師紹介

講師 株式会社クレドメディカル 西條弘展

株式会社クレドメディカル 西條弘展

大学卒業後、関西に本店を置く地方銀行に入行。法人融資担当として100社以上の企業の経営者に対し、融資を中心とした金融サービスを提供。人的資源の活用を現場で学ぶべく国内最大手人材関連企業に転職。正社員の中途採用領域の中でも、特に採用状況が厳しい中小企業の採用支援を行った後にクレドメディカルに参画。
クレドメディカル参画後は、クリニックの経営関連数値の把握による現状分析とWebマーケティングを中心に、スタッフ採用・教育も含めた総合的な支援を行う。「クリニックの永続発展」を第一にコンサルティングを行っている。

講師 株式会社クレドメディカル 取締役 安江正樹

株式会社クレドメディカル 安江正樹

立命館大学法学部を卒業後、前職、株式会社船井総合研究所に入社。クライアントの業績アップに関するマーケティングノウハウを駆使し、数千万円の企業から数十億円の企業のコンサルティングに従事。
クレドメディカル参画後、皮膚科・耳鼻咽喉科においては口コミを引き起こすための集患対策・ホームページを中心とした集患対策、増患しても診察時間を延ばさないための診察効率を徹底的に突き詰めた唯一無二のノウハウをもとに業績向上を展開。
目先の医院業績アップのみではなく、院長も職員も「幸せ」になる業績アップをモットーにしたコンサルティングにより、中長期的に安定した経営基盤を構築することを得意としている。