セミナー情報

【終了】第2回 整形外科医院 経営基礎セミナー|2020年11月15日、11月29日

開催日時:
2020.11.15
2020.11.29
開催場所:
WEBセミナー

整形外科医院医院経営基礎セミナー 11月15日(日)/11月29日(日)オンライン開催

皆様、こんにちは。クレドメディカルの中川淳一朗です。
弊社は整形外科専門のノウハウを活用して“開業後”の診療所の経営コンサルティングを行っております。
2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの整形外科医院で患者数の減少がみられたと思います。
特に、緊急事態宣言時のピーク時には、患者数が前年比30%~50%減まで落ち込む医院もありました。
一方で整形外科は回復も早く、社会保険診療報酬支払基金が公表した6月の月次報告によれば、6月度の整形外科診療所の外来保険収入は、前年比98.3%まで回復してきています。

その中で、回復に苦戦されている医院には共通して、

◆高齢の患者が多く(再診)、新規患者が少ない
◆自院の得意な診療が訴求できていない/診療メニューの柱が少ない
◆競合医院がどんな対策を行っているか分からない

など、マーケティングにおける課題が多く見受けられました。

またいつ新型コロナが流行するか分かりませんし、周りの競合医院も増患に向けて対策を打ってくるでしょう。
さらには、2022年に後期高齢者の医療負担が1割から2割に負担増となる話も出ています。
そうなると、整形外科医院の大きな割合を占める高齢者の受診抑制がかかることも予想されます。
ですので、これから先整形外科医院が継続的に発展していくには、長期的な視点で集患し続けるための対策、そして患者数が増えても患者さんを待たせない診療体制づくりをしていく必要があるのです。
本セミナーでは、それらを明日からでも実践していただけるノウハウを余すことなくお伝えします。

本セミナーは、以下の項目に当てはまる医院の先生方には、是非聞いていただきたい内容となっています。

  • 医業収入をもっと増やしたい
  • 新型コロナの影響で患者数が減少している
  • 患者属性で高齢者の占める割合が多い
  • マーケティングに特に力を入れてこなかった
  • 自身の得意な診療をもっと訴求したい
  • 患者層・診療圏を拡大し、地域No.1を目指したい

本セミナーを安定的に成長し続ける医院を目指すためのきっかけとしていただければと思います。

増患対策が必要なワケ

新型コロナで多くの医院が実感!人件費率が高い

整形外科は、少しの患者数減で利益が圧迫される

整形外科医院は、受付・看護師に加えて、PT・リハビリ助手・放射線技師など他の診療科目に比べてスタッフ数が多いのが特徴です。
つまりは、整形外科医院は人件費が他の診療科目に比べて高いということが言えます。

新型コロナの影響により患者数が減少し、医業収入が減少した医院は、その人件費によって利益が圧迫された 医院も多いのではないでしょうか。

言い換えれば、整形外科が収益を確保するためには、できるだけ患者数を確保し、保険収入を上げなければいけないとも言えます。
だからこそ、特に整形外科医院では、今回のセミナーの題材でもある「増患対策」が非常に重要になってくるのです。
中には、「高齢者の患者さんがいつも通ってくれていて、患者さんには困っていないから大丈夫!!」という先生方もいらっしゃるかもしれません。

もし、今回の緊急事態宣言のような事態が長期化していたら・・・
もし、保険制度にメスが入り、高齢者が来院しづらい環境に変化したら・・・

そうなると、元々いくら患者数が多かったとしても、影響は大きいはずです。ですので、有事におけるリスクを最小限にするためには、日頃から幅広い患者層を集患しておくことが大切なのです。

本セミナーでは、整形外科医院を取り巻く環境から、なぜマーケティング対策が必要なのかという理由まで詳しく解説します。

整形外科型

増患マーケティング(1)

診療圏・患者層を拡大する

デジタル(Web)マーケティング

ポイント(1) ホームページ マーケティング

新規患者を増やす上で、ホームページの対策は必要不可欠です。
ホームページをうまく運用することで、診療圏・患者層を拡大しながら新規患者を増やすことができます。
高齢者の割合が多い整形外科にとっても、ホームページの重要性が増してきています。
総務省が2020年5月に発表した「通信利用動向調査」によれば、2019年時点で国民のインターネット利用率は89.8%に上り、70歳代でも74.2%の人が利用しています。

弊社のクライアントにおいても、新規患者の来院経路を分析するとホームページ経由で来院する比率が50%を超える医院も珍しくありません。
それだけ医院が集患する上で、ホームページが重要になってきているのです。

自院のホームページを既に持たれている整形外科医院でも「ホームページを作ったまま」になっていないでしょうか?

 ◆「○○市(医院のある市町村) 整形外科」と検索した際に、上位に表示されているか?
 ⇒検索結果が2ページ目以降であれば、ほとんどクリックされることはありません。上位表示されるための対策(SEO対策)を行う必要がある。

 ◆自院の強み・競合医院との差別化を図れるコンテンツは盛り込んでありますか?
 ⇒診療内容や手術の実績、自院の得意とした治療の専門サイトなどをアピールすることでより遠い地域・より幅広い年齢層から選ばれやすくなるのです。

このようなことを対策していかなければ、ホームページ経由で患者さんは集まりません。
これらはほんの一部で、ホームページ対策はこの他にも多数あります。過去にご参加いただいた先生方も、「ホームページでこれだけやることがあるの!?」と驚かれます。

今回のセミナーでは、ここで書ききれないことも余すことなくお伝えさせていただきます。

本セミナーでは、日々変化するGoogle対策の時流から診療圏・患者層を拡げる具体的な対策法まで詳しく解説します。

ポイント(2) SNSマーケティング

昨今、医療機関においてもSNSを活用している医院が増えてきています。
LINE/Instagram/Facebook/Twitterなどを駆使して、自院への関心を持ってもらうために医院から情報発信を行います。前項のホームページマーケティングは、治療内容や医院情報などの情報を求める患者さんからのアクセスを増やすことが目的で、PULL型マーケティングと言うのに対し、SNSマーケティングは、医院側から患者さんへ自院をアピール情報を発信するPUSH型マーケティングとも言います。
整形外科医院では、自宅で実践できる予防運動など、患者さんの関心を引く情報が多くあります。そういった情報を医院側から発信し、自院への関心を高めることで、将来の見込み患者を増やすことができるのです。
また、SNSを導入するにあたっては、運用方法も重要で、先生方の負担を増やさずにスタッフが主体的に運用する体制を構築することが大切です。

明日から始められるホームページ・SNSを活用したWebマーケティングの実践方法を詳しく解説します。

整形外科型

増患マーケティング(2)

患者満足度を向上させる

アナログ(口コミを増やす)マーケティング

前項のようなWebマーケティングは、新規患者を増やすうえで、非常に重要ですが、来院した患者さんの満足度が高くなければ、繰り返し来院してくれません。増患対策というのは『新規患者を増やす』⇒『リピートを増やす』という流れが大切です。
前項でも紹介したホームページやSNSを活用したデジタル(Web)マーケティングを駆使して、新規患者を呼び込み、「受診した方の満足度を向上させて口コミを増やす」アナログ的なマーケティングも必要となります。

口コミを増やすためのマーケティングの具体事例の紹介から導入方法まで詳しく解説します。

待ち時間対策

オペレーション構築

増患対策と待ち時間対策は表裏一体!

待ち時間を削減する診療体制構築

ポイント(1) 予約システムの運用

増患対策を行うにあたり、同時に対策を行わないといけないのが、待ち時間への対策です。
待ち時間への対策として効果的なのは、予約システムです。最近では、ようやく整形外科でも予約システムを導入する医院が増えてきました。これまで、他科に比べて整形外科の予約システム導入が遅かったのは、「高齢者の割合が多く使えない方が多い」・「リハビリがあるため仕様が複雑になる」といったことが背景にありました。
しかし、他科では当たり前になりつつあるWeb予約が、整形外科ではできないとなると普段Web予約に慣れている患者さんにとっては不便に感じてしまいます。
検査が多く、リハビリもある整形外科では待合が混み合うことが多く、院内での待ち時間を極力減らすためには、むしろ整形外科こそ予約システムが必要であるとも言えます。

ポイント(2) 診療効率の改善

患者数が増えても診療効率を改善し、一人当たりの患者数を短縮しなければ、診療時間が伸びて患者さんの待ち時間が長くなってしまい、かえって満足度が下がってしまいます。
の図は、厚生労働省発表の平成29年受療行動調査のデータで、外来患者の満足度の要因別を表したものになります。
ここでは、不満と答えた方のほとんどが「診察の待ち時間」と答えているのが分かります。
ただ、やみくもに診療時間を短くすれば良いというわけでもありません。
患者満足度を下げずに、診療におけるどのポイントでどうやって時間を短縮するかということを知っておく必要があります。

本セミナーでは、整形外科特化型の予約システムの使い方や診療効率を改善するために把握すべき時間の概念から、具体的対策まで詳しく解説します。

本セミナーでお伝えするコンテンツ紹介

Marketing

マーケティング

  • これぞ医院経営におけるマーケティングの基礎!医業収入を増加させるために必要な5つの要素
  • ホームページ対策を行う前に、把握しておかなければならないGoogleの変化とは?
  • 診療圏・患者層を拡大して新規患者を集める!自院の得意な診療を広める専門サイトの構築方法
  • 医院選びの指標となりつつあるGoogleの口コミの概要と対策
  • 患者の疾患に対する理解を深め、満足度を向上させる医院オリジナル診療ツール
  • 患者さんもスタッフもやる気になる!患者参加型教室の成功事例を徹底公開
  • 効果抜群のアナログツール!高齢者に効果が高いお礼ハガキの運用方法とは?

Operations

オペレーション

  • 他院はここまでやっている!新型コロナ再流行に備え、行っておくべき院内感染対策
  • 究極の3密回避!高齢者も使える整形外科特化型予約システム運用方法
  • 診療時間を短縮しながら診察の質も向上!クラーク導入方法を大公開!
  • 待ち時間を減らすには診療効率改善がカギ!診察で把握すべき5つの時間とは?
  • 医師の負担を減らす&有事期に備える!業務分担の重要性

Management

マネジメント

  • PTも看護師も応募者が応募したくなる差別化求人票の書き方 ~専門学校・ハローワーク向け~
  • 教育に時間を掛けられない医院も安心!新人でも業務を行える台本マニュアルの事例公開
  • スタッフのモチベーション管理に欠かせない!評価制度の運用方法とは!
  • 新人の教育方法の極意!管理者が身につけておかなければならない教育の4STEP
  • スタッフ全員まで目が行き届いていますか?スタッフが主体的に動く整形外科ならではの組織活性化術

当日ご紹介するツールの一例

最後に先生方に伝えたいこと

新型コロナによる患者数への影響は、冒頭でもお伝えしました通り、地域差がありますが概ね前年通りまで回復してきている医院が多いようです。
とは言え、ピーク時には多くの整形外科医院が影響を受けたと思います。
回復の早い医院を見ていますと、日頃から増患対策を始め、感染症対策を訴求できている、いわゆるマーケティングに力を入れている医院ほど影響が小さく、回復も早かった傾向にあります。
日頃からマーケティングに力を入れている医院は、高齢の患者さんに頼りすぎず、幅広い年齢層の新規患者を安定して集めることができており、すでに前年比を超えている医院も多くあります。

マーケティングは、短期的に行うよりも日頃から中長期的な視点で実践するほうがより効果を発揮します。
冒頭でお伝えした通り、コロナが収束したとしても、2022年問題もあり、加えて2025年には国民の4分の1が後期高齢者になると言われています。ということは、2022年以降に保険制度が見直されたら高齢者の割合が多い整形外科医院は、厳しい状況になることが予想されます。

つまり、今からでも増患対策に取り組めるかが、今後の医院経営に大きな影響を与えることになるのです。

今回のセミナーでは、
『医業収入増の法則!増患対策と3密防止の待ち時間対策 整形外科医院収益向上セミナー』と題して、「診療圏・患者層(年齢層)を拡大し、新規患者を増やす」ためのマーケティング戦略の運用方法について、また、患者数が増えても待ち時間が増えると評判・口コミが下がってしまいますので、「待ち時間の対策」について併せてお伝えします。

是非、院長先生だけでなくスタッフと一緒にご参加いただき、弊社クライアントのクリニックで実践し、成功した取り組みを共に学んでいただくことで、明日からの診療にお役立てください。

※お二人目以降の参加には割引価格を設定しておりますので、代休を取らせてでも、なるべく多くのスタッフの皆さんと一緒に参加されることを強くお勧めします。
(一方で「スタッフだけに参加させて自分は行かない」というのは特別な事情がない限りはお勧めできません。「率先垂範」、まずは院長先生が参加の上で、スタッフの方へお声がけしていただくことが正しいマネジメントの第一歩です。)

今、決断の時です。申込フォームの入力はたったの1分。

本セミナーが、少しでも今後の医院経営のお役に立てれば幸いです。

株式会社クレドメディカル 中川淳一朗

株式会社クレドメディカル 中川淳一朗

本セミナーの早期申込み割引特典のご案内

今回、早期申込特典として、10月31日(土)までにお申し込みされた方に限り、1名様分の料金で更にもう1名様、無料でご参加頂くことができます。
院長先生だけでなく奥様や事務長、現場のリーダークラスの方にも一緒に聴講頂くことで、セミナー内容をスムーズに実行に移していただきやすいのではないか、と考え本特典を準備しております。
特に今回のセミナーではスタッフの活躍による診療効率化の内容もございますので、スタッフとご一緒でのご参加をお勧め致します。第三者から経営効率のためでは無く、診療効率改善がなぜ患者満足度に繋がるのか、という内容をお伝えすることで、先生が指示を出された際に「協力的に動いてくれるようになった。」というお言葉も頂戴しております。是非この機会をご活用ください。

セミナー投影資料プレゼント!

本セミナーにご参加いただき、アンケートにお答えいただいた方限定で無料にてセミナーで活用した投影資料を整理したものをプレゼントいたします。
セミナーで聞き漏らした情報があっても、改めて見直すことが可能です!

当日のプログラム内容
(講座構成は当日変更の場合がございます。ご了承ください)

【第1講座】 整形外科にとって不都合な真実!
アフターコロナに待ち受ける整形外科の概況予測
【第2講座】 収益向上への布石!
整形外科特化型 『デジタル』×『アナログ』マーケティング
【第3講座】 増患対策と両軸で見る
待ち時間対策と診療効率改善オペレーション
【最終講座】 本日のまとめ

講師紹介

講師
株式会社クレドメディカル

主任経営コンサルタント
中川 淳一朗

近畿大学商経学部卒業後、一部上場通信販売大手に入社。その後大手外資系小売業で店長、統括マネージャー職に従事し、100名以上のマネジメント、地域ごとの最適な出店開発、販促企画を含むマーケティングと、幅広い領域にて力を発揮。在職中の2016年に関西学院大学専門職大学院にて経営管理修士課程を修了し、その後2018年クレドメディカルに参画。
ビジネススクールで得た知識と小売業での店舗経営の経験を活かし、クリニックの増患対策・組織マネジメント・診察効率改善を中心に幅広く支援を行う。クリニックの発展をサポートし、ひいては地域社会への貢献を第一にコンサルティングを行っている。

講師
株式会社クレドメディカル 取締役
安江 正樹

立命館大学法学部を卒業後、前職、大手経営コンサルティング会社に入社。クライアントの業績アップに関するマーケティングノウハウを駆使し、数千万円の企業から数十億円の企業のコンサルティングに従事。クレドメディカル参画後はWEBを駆使した増患対策と患者満足度向上による口コミ発生に注力した業績向上手法と現場主義に基づいた診察効率の改善案を基に皮膚科・耳鼻咽喉科において、数多くの医院の業績アップを展開。皮膚科においては、「自由診療に頼らない保険診療の業績アップコンサルティング」といった唯一無二のノウハウを構築し、皮膚科専門コンサルティングにおける独自の分野を確立。5,000万円未満のクリニックから数億円の皮膚科医院の業績アップコンサルティングは勿論、様々な診療科目の立ち上げにも携わることで診療科目に捉われない業績アップの着眼点に基づいたコンサルティング・人材不足の時代における組織体制の強化による経営者とスタッフの「幸福」を追求したコンサルティングに定評がある。

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