【終了】第4回 院内体制強化スペシャルセミナー|2020年10月4日
- 開催日時:
- 2020.10.4
- 開催場所:
- WEBセミナー
皆様、こんにちは。 株式会社クレドメディカルの尾﨑友哉です。
弊社では“開業後のクリニックに特化した”経営ノウハウを基に、クリニックの総合的なサポートを行うコンサルティング活動を展開しています。各科ごとに特化したコンサルティング手法をベースに、これまで数百人以上の開業医の先生方 からご相談を受けてまいりました。
従来は各科ごとに分かれた科目特化型のセミナーで増患、患者さんの満足度向上、待ち時間の削減、採用力や教育を含めた組織力向上をテーマにセミナーを行っています。しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で会場で行う参加型セミナーの開催が少なく、先生方を始め、スタッフの接遇研修などもほとんどありません。スタッフ教育・研修をどのようにするべきかを悩まれている先生より、多くの相談を受けました。
そこで今回の院内体制強化スペシャルセミナーでは、今年医療機関でほとんど行われなかった教育・研修を目的とし、医療従事者としての『価値』を高めるためにお二人のゲスト講師をお招き致しました。
元ザ・リッツ・カールトン日本支社長であり、支社開設にあたってその人選や研修等も主導、日本にリッツ・カールトンブランドを根づかせ、『リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間』等の著書を執筆された高野登氏
東京ディズニーランドで勤務されたご経験を活かし、『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』等の著書を執筆された香取貴信氏
のお二人にオンラインでご登壇いただきます。
高野登氏には『サービスを超える瞬間~価値を生みだす働き方~』と題して、マニュアルを超えた、サービスを超えたホスピタリティを提供する働き方についてご講演いただきます。
- リッツカールトンではクレド(信条)が重要視されており、全従業員が同じ価値観、理念を共有し、感動を生むサービスが提供できている。
- 院長としてリーダーとしての理念やビジョン、医院が存在する目的を明確に持っているか?それを一緒に働くスタッフにどのように理解してもらい、浸透させるのか?
- 患者さんの立場に立って物事を考え、さらに深いニーズに応えて患者さんを喜ばせる、感動を提供するには?
- サービスを超える瞬間とはどういう姿勢で仕事をしたときなのか?
香取貴信氏には『最幸のチームを創る情熱のリーダーシップ』と題して、チームを動かすリーダーシップとリーダーに必要な情熱についてご講演いただきます。
- 尊敬できる、憧れを持たれる先輩やリーダーからであれば、多少困難な仕事の指示であっても受け入れられる理由。
- リーダーシップとは何を言うかではなく、誰が言うか。
- 憧れられるリーダーになるためには何をしたらよいのか?
- チーム全体を動かす情熱を持って「最幸のチーム」をつくる。
ICTが進む今、なぜ 『人の価値』 が大切なのか?
医院においては予約システム、電子カルテ、WEB問診、QRコード決済などのICTの導入が進んでいますが、システム会社は違えど、導入してしまえばほとんど同じシステムで違いはほとんどありません。
では、これから何で差を出すのか、何で差がでるのか…やはり対面・オンラインで患者さんと対峙した時の『医療従事者としての価値』の差こそが新時代の分かれ道になってくるのではないかと考えます。
例えば医院において繰り返し行う日常的な業務に慣れが生じ、仕事が形骸化してしまっていないでしょうか。
一番わかりやすいのが言葉の形骸化です。医療現場でよく使われる言葉の一つに「お大事に」があります。スタッフからすると「お大事に」は日常のことですが、患者さんにとっては治療を受けるというのは一年に数回のことで「お大事に」と言われるのは日常のことではありません。
毎日、「お大事に」と言っていたらどうなるでしょう。無意識のうちに言葉の品質が低下して、空念仏のように「お大事に」を唱えている状態になります。無意識で繰り返すことにより、言葉をかけることが作業になり、患者さんにはその言葉は伝わりません。伝わらないどころか、機械のような「お大事に」には不快感を感じる患者さんもおられます。
このような差を、実は院長先生も気づいているのではないでしょうか。
早期にお申込みいただいた医院様には…
今回、早期申込特典として、9月5日(土)までにお申し込みされた方に限り、
1名様分の料金で更にもう1名様、無料でご参加いただくことができます。
院長先生だけでなく奥様や事務長、現場の看護師やスタッフも一緒にご視聴いただくことで、セミナー内容をスムーズに実行に移すことができます。1つでも多くの学びや気づきをを確実に院内に浸透させるためにも、是非皆様で一緒にご参加ください。
経験・スキル・モチベーションで医療人としての価値を上げる
一般的に経営していく上で必要な経営資源は『人・物・金』と言われ、最近ではこれに『情報』を加えて四大経営資源とも言われます。
どれも経営において欠かすことはできません。
医療現場では『物』を販売することは少なく、医療という『サービス』を提供する医療機関においては医師・スタッフを含め『医療従事者としての価値』の重要性が高まっています。
例えば『金』の価値は相場によって変動するものなのでコントロールできません。物の価値は最初の取得原価が一番高く、その後は減価償却により目減りしていきます。
『情報』においてはインターネットにより瞬時に拡散されてしまうため、情報の価値も下がってしまいます。
しかし『人』の価値はその他の経営資源と大きく異なる特徴があります。
それは唯一意図的に高めることができるということです。
人の価値は適切なタイミングで、適切な人から、適切な方法で影響を与えることで、高めていくことが可能です。
しかし逆に一つやり方を間違えれば簡単にやる気を失い、成果が出ないということもあります。
つまりスタッフが優秀だからといって放っておいても伸び続けるということはなく、逆に全員がスーパースターではなくとも成果を出すことはやり方次第でいくらでも可能なのです。
そして人の価値は経験・スキル・モチベーションによって決まると考えます。
院長先生におかれましてもスタッフに経験・スキル・モチベーションを求められているのではないでしょうか。
医療の現場において、医療の経験やスキルはプロである院長先生や先輩スタッフから十分に教えることができても、接遇やサービスのスキルを高め、モチベーションを引き上げることを恒常的にできている医院は少ないのではないでしょうか。
是非、高野登氏、香取貴信氏の両講演を院長先生だけではなくスタッフの皆様とご一緒にお聞きいただき、医療人としての価値を高める経験にしていただければ幸いです。
当日のプログラム内容
(講座構成は当日変更の場合がございます。ご了承ください)
【第1講座】 13:00~13:15 |
ウィズコロナ・アフターコロナの新時代の医院経営講師:株式会社クレドメディカル 多田 遼祐 |
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【第2講座】 13:20~14:50 |
サービスを超える瞬間~価値を生みだす働き方~講師:人とホスピタリティ研究所 代表 高野登 氏 |
【第3講座】 15:00~16:30 |
最幸のチームを創る情熱のリーダーシップ講師:香取感動マネージメント 代表 香取貴信 氏 |
【最終講座】 16:40~17:00 |
本日のまとめ講師:株式会社クレドメディカル 尾﨑友哉 |
サービス・接遇の二大巨頭によるコラボ講演
【ゲスト講師のご紹介】
代表 高野 登 (たかの のぼる)氏
- 著書
- 『リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間』
- 『リッツ・カールトン 一瞬で心が通う「言葉がけ」の習慣』
- 『絆が生まれる瞬間』
- 『リッツ・カールトン 至高のホスピタリティ』
- 『リッツ・カールトンで実践した 働き方が変わる「心の筋トレ」』 etc.
代表 香取 貴信 (かとり たかのぶ) 氏
- 著書
- 『ディズニーランドであった心温まる物語 (心温まる物語シリーズ)』
- 『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』
- 『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった〈2〉熱い気持ち編』
- 『新版 社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』
- 『もしもディズニーの卒業生がレストランを開いたら』 etc.
多田 遼祐
尾﨑 友哉