【終了】第1回 院内体制強化スペシャルセミナー|2016年5月29日東京、6月12日大阪
- 開催日時:
- 2016.05.29
2016.06.12
- 開催場所:
- 東京、大阪
(内藤理事長) 「特に電子カルテの時がひどかったですね。私が紙カルテから電子カルテへの移行をスタッフに伝えると皆が強行に反対しました。退職するスタッフも続出したんです(嘘ではありません・・・)。しかし、実際に始めてみると・・・。結果はご覧のとおりです。他のあらゆる改革も同様です。電子カルテへの移行時が当院のターニングポイントだったのかも知れませんね。今では「変化すること」そのものの重要性を理解し、賛同してくれるスタッフが増えました。」
みなさんこんにちは。クレドメディカルの志賀嘉典です。
弊社では“診療所各科目に特化した”経営ノウハウを基に、
診療所の“開業後の”総合的なサポートを行う
コンサルティング活動を展開しています。
私はこれまでに200人以上の診療所の
院長先生から様々な課題の解決についてご相談を承ってきました。
今回は、診療所におけるスムーズな電子カルテ運営を、実体験を基に指南した「ぼくが一番電子カルテをうまく使えるんだ!」の著書、
医療法人る・ぷてぃ・らぱんの内藤孝司理事長と、
スムーズな電子カルテ運営、ひいてはスムーズな診療オペレーションを陰となり日向となって支え、スタッフへの教育と診療オペレーションの司令塔を担っているリーダーのお二人にゲストしてご登壇頂き、
電子カルテを前提としたスムーズな院内体制の構築、
そして、そのための組織強化についてのセミナーを開催いたします。
現在、診療所における電子カルテの普及率は約30%と言われ、新規に診療所を開業される方の8割以上は電子カルテを採用しているという報告があります。(シード・プランニング社調べ)
弊社においても、電子カルテに関して、まだ導入していない先生からも、そしてすでに導入済みの先生からも様々なご相談を受けます。
「とめどなく溜まるカルテ棚の紙カルテは克服したい課題であり、電子カルテへの移行は魅力的に感じないといえば嘘になる。 ただ、意を決して電子カルテに移行した知り合いの院長は、診療ペースが遅くなって四苦八苦している。今の日々の人数をこなそうと思えば時代遅れと言われようが紙カルテのままでいったほうがいいのでは。」
「電子カルテで開院したが、診察の質やカルテの記入漏れを防ごうと思うと1時間に最大でも15人程度しか診察できない。 そのため午前、午後ともに順番予約での患者数はスタッフの提案で50番までに制限されている。がむしゃらに診療を やっているのに患者数は頭打ち。その割に人件費や家賃は上がるばかりで何とかしたい・・。」
「オペレーションの改善に関して「こうやればいい」というのはある程度頭の中にあるんですが、スタッフを更に増やして、教育をして、となるとなかなか・・・。スタッフとは必要以上の会話をするのも億劫で、そんな状況だから今更オペレーションを改善しようなんてとても言えないんです。」
「ウチの電子カルテメーカーは●●●●社なので、他社メーカーのようには改善することができない」
このような悩み・不安は、実は全て解消できるものなのです。
電子カルテで患者さんの診療満足度を下げずに
効率よく診療を行うには一定のコツが必要です。
そのコツは、「どの電子カルテメーカーか?」ということではなく、 「電子カルテとスタッフの連動をどのようにしていくか」がポイントとなります。
そう、つまり「メーカーの差」ではないのです。
(無論、弊社もカルテオペレーションの改善をお手伝いする際に、
電子カルテメーカー各社の特徴の違いを無視することはありません。)
今回のセミナー内容は電子カルテの機種に依存するものではありませんし、
弊社においても様々な電子カルテメーカー(紙カルテも含め)を使用する
クライアントにおいて診療効率改善の実績をあげています。
(メディコム、ダイナミクス、BML、日立、ユヤマ、ラボテック、AIクリニック等々)当てはまる院長先生におすすめのセミナーです。
実際にそれを実践されている今回のゲスト講師、医療法人る・ぷてぃ・らぱんの内藤理事長は電子カルテを用いて理事長ご自身は平時35人以上/h、繁忙時には40人以上/hの診察スピードにて患者さんを診察されており、診察のスピードは紙カルテの頃よりも向上しています。
では、それだけの速いスピードによって患者さんの満足度は下がってしまうのか?患者離れを起こさないか?
答えは否です。
ごく近隣に競合が開院しても成長スピードは変わらず、年々患者数は増加しています。
本院は医科だけで1日に380人以上、歯科を含めると400人以上にも達する患者さんがお越しになる日が珍しくありません。
2014年末には混雑分散も意図して分院も開設されています。
内藤孝司理事長は、現在も診療の質、電子カルテオペレーションの向上(電子カルテ運用の具体的お取り組みは内藤理事長の著書、「ぼくが一番電子カルテをうまく使えるんだ!」でも紹介されています。)はもちろん、
スタッフの教育、自立にも心血を注がれています。
電子カルテオペレーションの確立だけにとどまらず、
小児科や皮膚科の併設、分院開設など、そのお取り組みを弊社クレドメディカルも共にお手伝いさせて頂いた中で、
より実践的な電子カルテ運用と実際の院内の診察の映像と共にお伝え頂き、
更に著書のご発表以降で更に進化した最新のオペレーション、
そしてそれを実現するためのスタッフの教育・権限移譲についてお話頂きます。
しかも、今回はセミナー受講後に参加された先生方のクリニックにおいて、実際に電子カルテオペレーションの改善に結びつくように、あるいは紙カルテから電子カルテへの移行が具体的にイメージできるように、現場のリーダーからの解説も行って頂きます。
新卒で入職後、わずか半年でクラークとして一人前に活躍できる、その秘訣は何なのか?
他の総論的なセミナーでは絶対に真似のできない、日々数百名の患者さんがお越しになる大人気クリニックにおける「診療オペレーション」と「教育」のノウハウが詰まった超実践的な事例をお伝えする予定です。
下記で、ドクター、受付、クラーク、診察室のそれぞれの視点から本セミナーでお伝えする内容についてご紹介いたします。
■様々な視点からお伝えする本セミナーの内容
【さらに電子カルテ運用やオペレーション以外にもこのセミナーで得られるもの・学べるもの】
□ 4月開始の小児かかりつけ制度対策!小児科・小児科以外の双方立場からのそれぞれの対策を伝授します
□ 一部上場企業経営者が多数集まるドラッカー学会総会にて最終演者も務められた内藤理事長と診療所の
コンサルティング実績を多数有するクレドメディカルのコンサルタントより診療所における健全な
成長モデル・ストーリーを学ぶことができます
□ スタッフへの権限の委譲の方法や具体的な教育プランまで、女性が大半を占める特殊なマネジメント形態である
診療所ならではのマネジメント手法をお伝えします
□ ドクターもスタッフも出産後の復帰多数!復帰スタッフの活躍法
□ リーダー立候補者続出!通常は嫌がられるリーダー職になぜ多くのスタッフが立候補するのか?
□ 失敗事例に学ぶ!?新たに導入した最新機種の電子カルテを返品した理由とは?
□ 院長の役割はスタッフに「いいね!」の承認を押すこと。その真意とは?
他にも多くの医院経営・院内体制強化に役立つ情報をお伝えさせて頂きます。
クレドメディカルは開業支援のコンサルティング会社とは一線を画す、「開業後」のクリニックのサポートを行う会社です。その中でも「各科目ごと」に特化したノウハウを持つところが強みです。
患者さんの増患対策や組織の活性化のみならず医科診療所における診療(オペレーション)を最適化できる、国内で稀有な会社であると自負しています。
その弊社からのセミナー内容に加えて、医療法人る・ぷてぃ・らぱんの実例を是非その目で見て、そしてお話を聞いて頂き、自院でも診療体制の改善が可能であることを実感して頂きたいのです。
今回のセミナーは既に電子カルテを導入されているクリニックはもちろん、現在紙カルテで診療をされているクリニックも診療の運用面で大いに気付きを得て頂けるセミナー内容です。
カルテに囚われずに診療に集中できると、自然と患者さんに接する時間を増やすことが出来る一方、全体の診察時間は減らすことができ、先生方やスタッフの負担軽減にも繋がります。
繰り返しになりますが、今回は内藤理事長の診療の屋台骨を支えるリーダーにも実際のオペレーションや組織体制、教育までをお伝えいただく予定です。
これにより、単なる机上の空論ではない、より具体的な診療体制・教育体制を学んでいただくことができます。
だからこそ、今回は特にスタッフの皆様にも共にお越しいただきたいのです。
院長先生だけのご参加になると、今回の多くの内容を上手くスタッフに浸透させるには、過不足なく内容を伝え、行動に落とし込むステップが必要になります。
多くの先生方が既にご経験済みのとおり、新しい業務や変化を好まない傾向の強い女性スタッフに「新しい業務・ルールを落とし込むこと」は大変ハードルの高いステップなのです。
事務長やスタッフと一緒にお越しになられることで、共通の認識が生まれ、取り組みへの理解と実行力が格段に高まります。
お二人目以降のご参加には割引価格を設定しておりますので、代休を取らせてでも、なるべく多くのスタッフの皆様とご参加されることを強くお勧めします。
また、今回は内藤理事長のご厚意により、抽選にて各会場1院ずつとはなりますが、医療法人る・ぷてぃ・らぱんのリーダーが直接クリニックに赴き、オペレーション改善のチェックをして頂けるプレゼントもご用意しています。
(希望医院のみ。訪問時の往復の交通費のみ頂戴致します。)
これから新しいことに取り組みやすい、落ち着く時期へと向かいます。
以前の内藤理事長のクリニックがそうであったように、
是非今年を貴院の一層に飛躍のためのターニングポイントとなる年にしてください。
当日、会場にてお会いできることを楽しみにしています。
追伸
今回は秘匿性の高さ、映像の使用の関係からセミナーCDの販売予定はありません。是非当日会場に足を運び、最新の事例を持ち帰ってください。
また、今回は各診療科目の先生・スタッフも参加される予定ですので、席数がすぐに満席となる可能性がございます。
ぜひお早めにお申し込みください。
当日のプログラム内容 (講座構成は当日変更の場合がございます。ご了承ください)
(講座構成は当日変更の場合がございます。ご了承ください)
【第1講座】 | オペレーションの向上がクリニックの未来を変える
講師:株式会社クレドメディカル 志賀嘉典 |
【第2講座】 | 進化を続ける診療オペレーション構築法
ゲスト講師:医療法人る・ぷてぃ・らぱん理事長 内藤孝司 |
【第3講座】 | 医療法人る・ぷてぃ・らぱん 院内オペレーション・教育事例大公開
ゲスト講師:医療法人る・ぷてぃ・らぱん サーバントリーダー 永延梨沙 |
【最終講座】 | 新時代のクリニックを作ろう ~変化に強いクリニックを目指して~ 講師:株式会社クレドメディカル 志賀嘉典 |
講師紹介
1999年、愛知県にて柊みみはなのどクリニックを開院。耳鼻咽喉科の中でも幼小児の診療に特に重点を置き、施設面から接遇まで、コンセプトを統一したクリニックを開設。診察や対応の満足度から口コミが広まり、近隣のみならず、遠方からも患者が来院する人気クリニックを創り上げる。
現在では繁忙期には1日の来院患者数は400人超、年間を通じても平均して300人以上が訪れる。そのニーズに対応するため、電子カルテ、ファイリングシステム等の活用を独自に研究し、院内のIT化に成功。 「電子カルテは紙カルテよりも遅い」という従来の常識を覆す電子カルテの運用実績が評判を呼び、2012年に開業医における電子カルテ導入ノウハウを公開した「ぼくが一番電子カルテをうまく使えるんだ!」を中外医学社より出版。その運用手法は、診療科目を問わず来院患者数の多い診療所の成功モデルとなっている。
オペレーション改革と並行して、ドラッカー理論に基づき、国内外の先進企業の優れたマネジメント制度を採り入れた組織改革を実行。その様々な取組が注目を集め、講演依頼も多数。2014年には上場企業の幹部も含め、数百人の経営者が参加する「ドラッカー学会総会」の最終演者として、グレートクリニックの取組に関して講演を実施。
2010年以降では従来の耳鼻咽喉科・歯科に加えて皮膚科・小児科を専門医を招聘した上で新たに併設。
一方で2014年には本院より約5kmの地点に新たに分院「柊みみはなのどクリニック大高駅前」を開設。
診療を行いながらも、法人に勤務する50名超の医師・スタッフを統括。
院内ドラッカー塾を自ら主宰しスタッフの教育、社会人としての自立にも力を注いでいる。
大阪大学経済学部を卒業後、大手食品酒類総合メーカーでのマーケティング経験を経て、国内大手経営コンサルティング会社に入社。在職中は医療業界を中心にコンサルティング活動を展開。
耳鼻咽喉科においては、耳鼻咽喉科医院特有のコンサルティング手法を確立し、国内における耳鼻咽喉科医院専門コンサルティングの第一人者としての認知度から都道府県の耳鼻咽喉科医会や製薬メーカーの主催セミナーで講演を実施。
2011年に株式会社クレドメディカルを創業。各診療科目の特性上から、理事長・院長の多くが繁忙さや組織面での多くの問題を抱えていることに着目。クライアントの売上規模も数億から数千万円まで多岐に渡るが、単なる医院業績アップのみではなく、激動する外部動向に左右されない「強い組織」の構築を支えている。