【終了】第3回 小児科 院内体制強化セミナー|2015年9月13日東京
- 開催日時:
- 2015.09.13
- 開催場所:
- 東京
皆様、こんにちは。クレドメディカルの北坂盛治です。
弊社では“小児科独自の経営ノウハウ”を基に、小児科医院の「開業後の」総合的なサポートを行うコンサルティング活動を展開しています。
日々のコンサルティングで感じていることや院長先生方からのご相談内容を伺っていると、各小児科医院での共通で出てくるキーワードがあります。それは、「どうしていいかわからない・・・」といったものです。
もちろん、各院長先生方によって、ご相談いただく内容は違います。例を挙げると・・・
●患者さんがここ最近減ってきたような気がするが、このままで大丈夫なのだろうか?
●もうすぐ競合医院が近くにできるようである。どうしたらいいのか?患者数は減るだろうがどれくらい減るのか?
●患者さんの待ち時間が長くなってきていると思う。何か対策はないものだろうか?
●ワクチン接種希望の患者数をもっと増やしていきたいのだが、どうしたら増やしていけるのかわからない。
●日々診療終了時間が1時間以上オーバーする。自分の体力的にもきついが、それが原因でスタッフも疲弊して退職しているのではないかと思うが、どうしていいのかわからない。本当にそれが原因なのかもわからない。
●電子カルテを導入しているが、診療が効率的に進んでいる気がしない。何か方法はあるのか?
●時代の流れがあり、新しいことを取り組もうとするがスタッフからの反対もあり、なかなか新しいことができない。どうしたらいいのか?
●患者数を増やしていきたいが、外部環境や人事面で現在のキャパシティが限界であると感じている。どうしたらキャパシティを増やしていけるか?
などなど・・・。
今回は、現状を打破したい院長先生、変革をもたらしたい院長先生方に向けて、
「現状を打破・変革するために必要な診療・組織体制」をテーマにしたセミナーのご案内です。
小児科医院経営を行っていくうえで、診療体制に関しても医院経営に関しても多くの不安や悩みというものをお持ちかと思いまし、様々な想いをお持ちかと思います。だからこそ、その想いを実現したり、不安や悩み、課題といったものを解消していただきたいと思い、今回のセミナーを開催するに至りました。
具体的にどういうことなのか、ご紹介します。
成功している医院には相応の理由があります
「成功している医院=患者数が多い医院」ではありません。
患者数が多くとも日々院長やスタッフが疲労困憊となってしまう状況では必ずしも成功しているとはいえません。
戦略なく、ご引退までただひたすらに目の前の患者さんを診つづける日々は果たして成功といえるでしょうか?
成功している医院とは、患者数や収入面にはもちろんに恵まれながらも、忙しさに忙殺されるのではなく、
院長先生やスタッフの方が余裕をもって診療にあたることができる。そして、ある方は余暇の確保であったり、別の方は新しい診療への取組など、自身が望む方向に時間を使うことのできる小児科医院である、
と定義したとしましょう。
そのように定義した際、成功している医院が実行している共通項を体系的にまとめると、
1.安定的に患者数を確保するための医療マーケティングの確立
◎不易流行・温故知新。古くても良い医療の見直し、新たな医療への果敢なチャレンジ
◎患者の満足度を客観的に測定するためのデータ経営の実践
◎口コミ・WEBの本質を理解した上での患者の健康・ライフスタイルに資する広報活動
2.小児科医院診療の分業化・最適化の必要性
・ドクターではなくてもできることをスタッフへ委譲する分業化
・患者満足度と待ち時間減少(診察スピードのアップ)のバランスをとる診療時間の最適化
・受付と診察室における連携力の強化によるチーム診療体制による診療の最適化
3.組織力の強化、教育性の向上
・スタッフとの診療方針の共有
・診療の分業化・最適化を実現するための採用・教育のシステム化
・スタッフが医院で勤務していることを誇りに思える勤務体制の充実
上記に挙げたような項目を、成功医院は意識的に日々の診療に取込み、その成果が院長やスタッフに余裕をもたらし、さらに成長を続ける、といった良好なスパイラルを生んでいるのです。
小児科医院経営において、全体的な話をするのであれば、右図のように5つの要素に分けることができます。
上記に挙げたものは、「増患対策」「患者満足度」「診療効率」「組織体制強化」という、いわゆる「マーケティング」「オペレーション」「マネジメント」になります。しかし、それ以外にも必要なものがあります。
「事業計画」という中長期的視点に立ち今後の展開等を計画し、取り組んでいくということも必要になってきます。
まとめると、以下の取り組みをどこまでされているかということです。
①新規患者様を増やするための取り組み
②患者満足度を向上させるための取り組み
③診察効率を向上させるための取り組み
④組織体制を強化させるための取り組み
⑤中長期的視点に立った事業計画構築のための取り組み
ここ数年、厚生労働省が出しているデータを見ると、よくささやかれる「小児科医師の不足」とは反して、小児科を標榜する一般診療所・クリニックが年々増加し続けているという結果が出ています。しかしその一方で、社会情勢としては、「晩婚化」や「未婚」ということが原因として「少子化」問題は解消されてきません。さらに言えば、高齢化、そして女性の働く環境が整うようになってきている状況です。
社会情勢・時流というところを踏まえつつ、患者さんやスタッフに対しても満足してもらえる医院・診療体制を構築していき、その積み重ねが強い体制を生み出しているのです。
それらの医院がどのような事に取り組み、どのような体制を築かれたのか?
その実際の成功事例をセミナーにてお伝え致します。
理想の診療体制を構築するためにはどうしたらいいのか?
小児科には、小児科のソリューションがあります。このセミナーでは
●1日平均来院患者数120名以上の小児科医院での待ち時間の少ないオペレーション
●患者満足度が高く、多くの患者さんに支持される新しい診療スタイル
●年間12,000本以上のワクチンを接種している小児科医院の取り組み、それにともなうオペレーション
といった「小児科に特化したソリューション」を徹底的にお伝え致します。
時代の流れによって、地域によっても、各小児科医院によっても課題となることが違ってきていると思います。
内容としては、表紙に例として挙げましたが、1つだけではないと思います。
そのいろいろな課題に対して、対策を考え実行していくうえでやはり必要なことがあります。それが成功医院の共通項目である、院長も患者さんもスタッフも良好な関係を築くことができるスパイラルを生み出すための診療・組織体制の構築なのです。
患者さんの満足度や「医療としての正しさ」は失わずに、診療の質・スピードの最適化を行う。
一方で先生方が意志をもって「このような診療を実現したい」と思われていることに関しては、時間がかかろうとも、仮にその取組単体では収益が出なくとも、それは取り組んで頂く価値があると思うのです。
しかし、そのためには医院経営や診療体制を考える時間も必要になってきます。院長先生にとってもスタッフにとっても患者さんにとっても「時間」というのは重要なファクターになってきます。
「時間」を確保するためには、様々な観点から見直し再検討する必要のある場合が多くあります。その1つとしては、診療体制、つまりオペレーションを見直すことにつながります。
オペレーション、つまりは「効率化」を図る必要があるのですが、「効率化」をまずは推し進めることで1つ1つの課題が解決していくきっかけになるのです。
しかし、お気をつけいただきたいのが、
単に「効率化、効率化」と推進するだけでは、医療の本質を見失ってしまいます。
医療の本質を見失うと、いずれは患者さんに見限られることになることを忘れてはなりません。
新しい診療体制を構築するためには、チームという概念も必要になってきます。ドクター1人でできることは限られています。しかし、毛利元就の「三本の矢」と考え方は似ています。1人では難しいことでも数人集まり、チームとして、組織として診療をすることができれば、より良い効果をもたらすことができるのです。
そのためには、院長先生も含めた医院全体で診察体制の見直し、スタッフ教育、医院としての方向性の確立、患者数の増加に向けた取り組み、患者満足度を向上させるための取り組み、診療時間、休診日の見直し・・・。
日々診療をされていて、医院として、組織として変革を成すために実施すべきことは多々あります。
さらに言えば、実施しているものをチェックしたり、さらにブラッシュアップをしていかなければなりません。
今の時代の中で継続して発展を続けている医院に共通するのは、「自らの固定観念に固執せず、外部環境を踏まえて自ら変化を続けている医院」 です。
「また後で申し込めばいいだろう。」そう思われている限り不安のループから抜け出すことはできません。
申込用紙の記入はたった3分。経営者の仕事は決断をして行動することです。
自ら変革を続けられる強い医院を作っていただくための第一歩として、 このセミナーをご活用して頂ければ幸いです。
セミナー当日、先生方にお会いできることを楽しみにお待ちしています。
セミナーでお伝えする内容の一部をご紹介致します。
●現状を理解し、打破するために知っていただきたい小児科医院経営の経営数値指標
●患者さんの求めている時代の流れを活かしたHP活用法
●超効率化診療体制のメインとなるポジションは○○○である!
●ワクチン接種数を劇的に上昇させるオペレーションと重要なツールを大公開
●せっかくのHPが台無しになる!?ホームページで気をつけないといけない傾向と対策
●1時間に20人(ワクチンを除く)を診察でき、待ち時間を飛躍的に削減する秘策ノウハウ
●毎月新規患者120人かつ口コミ率50%以上の医院が実施しているマーケティング手法とは・・・。
●「採用は難しい・・・」とは言わせない!採用難でも低コストで良い人材を集める手法とは?
●患者さんが持っている不満を持つ待ち時間の勘違い!院長先生もスタッフも気づかない意外な○○の待ち時間という落とし穴
●紙カルテでも電子カルテでも効果絶大!診療効率を上げる具体的なポイント
●スタッフを自然と教育でき、オペレーション改善にも効果がある手法を大公開
●憂鬱な日々からの脱出を試みるには必要?ドロドロ組織関係職場からの脱却法
●スタッフ育成にはこれが必要だった!スタッフを育てるための丸秘チャート
●知って損しない診療体制の鍵を握っているポジションは意外にも○○だった!
●採用難時代に狙うべきはこの世代!正職員とパートの隠れたギャップを活かした新しい採用手法
などなど。その他成長し続けている院長先生方が実践しているノウハウをふんだんにお伝えしていきます。
当日のプログラム内容 (講座構成は当日変更の場合がございます。ご了承ください)
【第1講座】 | 現状を打破・変革するために必要な小児科医院業界の潮流
講師:株式会社クレドメディカル 志賀嘉典 |
【第2講座】 | 患者満足度と診療効率を両立させる! 小児科医院特化型 マーケティング&超効率化オペレーション 講師:株式会社クレドメディカル 北坂盛治 |
【第3講座】 | 組織を活性化させる小児科マネジメント
講師:株式会社クレドメディカル 北坂盛治 |
【最終講座】 | 本日のまとめ&質疑応答
講師:株式会社クレドメディカル 志賀嘉典 |
講師紹介
大学院卒業後、大手経営コンサルティング会社に入社。在職中、様々な業界のコンサルティングを経験し、最終的には、小児科や耳鼻咽喉科、皮膚科など医科を中心に医療業界へのコンサルティングを展開し、単院から分院展開をされている医院まで様々な規模の医院を手掛ける。
退職後、クレドメディカルに参画。医科の現場に入り込み、医院全体のオペレーションの効率化・診療効率化に関して、独自のノウハウを確立。現場からしかわからない課題を様々な視点から導き出し、その解決方法の提案を現場に落とし込むコンサルティングスタイルは多くのクライアントに支持を得ている。
業績アップはもちろんのこと、「どのような状況でも揺るがない基盤のしっかりした医院創り」をモットーに、日々全国各地でコンサルティングを行っている。
大阪大学経済学部を卒業後、大手食品酒類総合メーカーでのマーケティング経験を経て、国内大手経営コンサルティング会社に入社。在職中は医療業界を中心に医科のコンサルティング活動を展開。特に耳鼻咽喉科のコンサルティング手法を確立し、国内における耳鼻咽喉科医院専門コンサルティングの第一人者である。耳鼻咽喉科で確立したコンサルティング手法を他の医科でも応用し、小児科などのコンサルティングも行っている。
2011年に株式会社クレドメディカルを設立。医科の特性上から、理事長・院長の多くが繁忙さや組織面での多くの問題を抱えていることに着目。クライアントの売上規模も数億から数千万円まで多岐に渡るが、単なる医院業績アップのみではなく、激動する外部動向に左右されない「強い組織」の構築を支えている。
院長先生だけでなく奥様や事務長、現場のリーダークラスの方にも一緒に聴講頂くことで、セミナー内容を是非実行に移して頂きたいと考えております。本セミナーにご参加いただき、医院として更なる発展をしていただく第一歩を踏み出していただくためにも、お盆休み前にご決断いただきました耳鼻咽喉科医院様に、このような特典を設けさせて頂きました。
聴かれた内容をスムーズに現場に浸透させるためにも、是非、奥様や事務長、医院のスタッフと一緒にご参加ください。