面接以外の選考を導入したいけれど、どのようなものを導入するべきか悩んでいる【クレド事務長代行】
採用において面接以外の選考を検討する必要性
クリニック運営においてスタッフは経営の根幹を支える重要な存在です。クリニックの経営者である院長先生も「できるだけ優秀な人材を採用したい」と考えていらっしゃるでしょう。しかし、クリニックでの採用において限られた時間でクリニックにマッチした人材を見極めるのは簡単ではありません。特に面接だけでは候補者のスキルや適性を十分に把握することが難しく、採用後に「思っていた人物像と違った」と感じることは決して珍しくありません。
患者様対応の柔軟性や基本的なPC操作のスキルなど、実務に直結する能力は面接だけでは判断しきれないものです。そのため、選考フローには「実技」や「試験」を取り入れることで、採用の精度を高めることが求められるでしょう。
採用で重視すべきポイント
(その1)事務処理能力
目的:正確なデータ入力や書類作成ができるか。
(その2)患者対応スキル
目的:接遇力や臨機応変な対応力があるか。
(その3)基本的なPCスキル
目的:医療専用ソフトの操作や一般的なパソコン操作への適応力があるか。
(その4)チームワークの適性
目的:他スタッフと円滑にコミュニケーションを取ることが可能か。
まとめ
クリニックに適した人材を採用するためには、候補者の能力や特性を事前に確認できる選考フローを導入することが効果的です。しかし、多忙な院長先生にとっては「人手不足の中、これ以上選考フローを増やす余裕がない」といった状況も現実としてあるでしょう。
面接以外の選考を取り入れることで、候補者のスキルや適性をより正確に評価できる一方で、選考フローの追加は負担増加にもつながります。「クリニックに合った人材を採用したい」という思いと「これ以上手間をかけられない」という現実の間で、葛藤されている院長先生も多いのではないでしょうか。
選考の負担を軽減するため、履歴書による書類選考と面接だけで採用を進めるケースもあります。しかし、この方法では候補者の実務スキルや職場への適性を十分に確認できないため、「短期離職」や「クリニックとのミスマッチ」といったリスクが高まる可能性は一定数あります。
結果として、再度採用活動を行う必要が発生し、採用業務の負担増や教育コストの増大につながる恐れがあるため、現状の選考フローを見直しした上で候補者の適性やスキルを的確に評価できる仕組みを整えることが、クリニックの採用を成功させるためのポイントとなるでしょう。
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