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医療業界未経験からの医療コンサルタントへの転職  ~皮膚科コンサルタントとしての学びと成長~

みなさんこんにちは!
はじめまして、皮膚科コンサルタントの竹下裕香です。

私は未経験から医療業界に踏み出し、皮膚科コンサルタントとしてのキャリアを築いています。
入社した1年間でコンサルタントとして専門知識の獲得と自己成長の重要性を痛感しました。

そこで今回は医療業界での経験がない私が、「皮膚科コンサルタントとしてどのようにして専門知識を学び、自己成長を意識しているのか」という点についてお伝えします。

■医療業界未経験の私が感じた壁(入社直後~入社後2カ月)
最初の壁は、医療用語と概念の難しさでした。
診療報酬や診療体制などに関する言葉を聞き取ることすら出来ずに、戸惑うことも多かったです。

しかし医療関連の書籍やウェブサイトなどを駆使して、知らないことをとにかく学びました。
自分にとって馴染みのなかった医療用語も少しずつ理解していきました。

入社後2カ月の教育期間は「知らないことを学ぶ楽しみ」が原動力となり、あっという間に研修期間が終了しました。
そんな中でもクレドメディカルの福利厚生のひとつである「書籍購入における全額補助」が私の成長を大きく後押ししてくれたと感じています。

参考:福利厚生としての「書籍購入の全額補助制度」
クレドメディカルでは福利厚生の一環として書籍購入制度が導入されています。
書籍購入制度とは、業務に関連する書籍や資格の取得に必要な書籍などを従業員が購入するときに会社が補助することを定めた社内制度です。
専門知識の獲得やスキルアップのためのサポートで、書籍購入にかかる費用の「全額を会社が負担」してくれる制度です。

■皮膚科コンサルタントとして必要な専門知識の習得(入社後3か月~10カ月)
入社3カ月が経過した頃、私は専門科目コンサルタントとして「皮膚科グループ」に配属されました。
これが私の医療業界におけるコンサルタントとしての本格的なスタートであり、未経験からの挑戦の幕開けでした。
なぜなら入社直後から入社2か月までの研修期間では、医療業界全般の基礎知識やコンサルタントとしての業務フローについて学びましたが、皮膚科に関する知識は触れることがなかったからです。

入社後の3か月から10か月にかけての期間は、まさに「未知の領域」が広がっていました。
専門科目である皮膚科コンサルタントとしての知識は、非常に専門的で、初めて聞くような専門用語のオンパレードでした。

そんな時に私の成長を見守ってサポートしてくれたのは配属先である皮膚科グループの上司でした。
上司に最初に伝えられたことは、「皮膚科の専門知識」や「マーケティング戦略」ではありませんでした。
限られた時間の中で「どうすれば最短で私自身が成長できるようになるのか」「どうすれば効率的に知識をインプットできるか」といった視点での、モノの考え方や、モノの捉え方でした。
具体的な医療業界における知識を教えるというよりはコンサルタントとしての業務の取り組み方について沢山のアドバイスとサポートを受けました。

入社当時34歳だった私は、前職においての働き方が染みついている部分もありましたが、改めて自分自身の働き方や仕事に求める考え方を見つめ直す機会としてポジティブに受け止めることが出来ました。

手探り状態の中ではありましたが、まず私は既に成功している先輩コンサルタントをロールモデルとして徹底的に真似をしました。
しかし見様見真似で習得できる知識には限界があり、人の真似をするだけでは本当の成長や成功には繋がりにくい部分がありました。
次に私は「任せられた業務をとにかく責任をもって取り組む」ことにしました。
コンサルタントしてデビューする前に、私はクリニックスタッフの教育担当講師としていくつかのセミナーを担当させてもらう機会がありました。
前職でのマネジメント経験を活かしながら「スタッフ研修」の講師として、とにかく目の前の業務をこなしていました。
とはいえ、なんだかしっくりきていない感覚がありました。
コンサルティング業務とは関係のないスタッフ研修の講師を、どのように自分の糧としてインプットすれば良いのだろうか…、と悩む時期もありました。

しかし、10カ月を過ぎた頃に「頭の中の点と点が線で繋がった!」と明確に感じる瞬間が訪れました。
徐々に先輩コンサルタントのクライアント医院に同行する機会が増えてくるにつれて、実際の医療現場での経験を通じて今までインプットしてきた知識を「自分のものにしていく」という感覚です。
また、一見するとコンサルティング業務とは関係がないと思えるような「スタッフ研修」の講師としての役割さえも「自分のものにしていく」まさに知識と経験が合致していくイメージでした。
成功している先輩コンサルタントを参考にしながら自分自身の考え方やアプローチを発展させることこそが、「本物の成長と自己実現につながる」ということを改めて体得した瞬間でした。

専門知識の習得に関しては、地道な学習が不可欠ですが、現場での経験と結びつけることで知識の吸収スピードが向上しました。
実際の医療現場で患者さんと向き合い、医師やチームメンバーのスタッフさんと連携しながら業務に取り組むことで、理論だけでは得られない知識と経験を積むことができています。

■皮膚科コンサルタントとしての自信と達成感(入社後1年以降~)
現在は入社後1年が経過し、私が担当させていただいている医院様が数件あります。
様々な医院での経験を積む中で、自信と達成感を感じる瞬間が増えました。
担当する医院での信頼関係が築け、その結果としてクリニックの収益向上や患者様の満足度向上に寄与できるようになったことは大きな成果と言えます。

コンサルタントとしての自信と達成感を生んだ経験は、一見するとコンサルティング業務とは関係のないように感じていた「スタッフ研修」の講師という役目でした。
「頭の中で理解している知識」を自分の言葉で自信をもって伝えられるようになった、という成長が私にとっては何よりも大きかったです。

インプットした知識をどのように相手に伝えることができるのか、という点が私の成長段階にとってターニングポイントとなりました。
そしてコンサルタントとしての役割を果たし、医療機関の発展に貢献できることから生まれる達成感はこの仕事の魅力の一つです。
これらの1年以上の経験を通じて医療業界での基本的な知識を習得し、前職で培ったスキルや価値観と合わせることで、今後もコンサルタントとしての強みを強化しています。

 

医療業界未経験からの医療コンサルタントへの挑戦であったため、「知識と経験が一致し始める過程での自己成長」というものを改めて実感しています。
コンサルタントという職業は知識と経験を高める場として非常に魅力的であり、この道を選んで良かったと感じています。

医療業界未経験からの医療コンサルタントへの転職は大きな挑戦でしたが、結果的に前向きな姿勢と成長意欲があれば挑戦や変化も含めて楽しんでいる自分があります。
新しいキャリアへの転職を考えている皆さんにも、自身の経験やスキルを信じ、チャレンジする勇気を持ってほしいと思います。

成功は未経験からでも十分に可能です!この転職の成功体験が、新たなキャリアに興味を持っている皆さんの励みとなれば幸いです。
未経験からの挑戦を応援しています!

最後までお読みいただきありがとうございました。

道を創る、
道を拓く。