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なぜ、コンサルティング業界では3倍のスピードで成長できるのか?

■ はじめに ―就職・転職をお考えの方へ

「なりたい自分に近づきたい」
「昨日よりも今日、今日よりも明日の方がアップグレードされている自分でありたい」
「なにがあるかわからない時代だから、どんな職場でも重宝されるような高いスキルを持った自分になりたい」

変化の激しい時代だからこそ、上記のような「自身の成長」を軸に据えて、就職活動・転職活動をしておられる方は多いのではないでしょうか?

同時に、就職・転職をしようと思うとよく聞くフレーズの一つに
「コンサルティング業界では3倍のスピードで成長できる」
という言葉があります。

この記事をお読みの皆様も、どこかで聞いたことがおありなのではないかと思います。

しかし、なぜコンサルティング業界はそんなスピードで成長できるのか、きちんと説明されているサイトはあまり多くない印象です。

この記事ではそれを紐解くひとつの参考としていただくため、まず実際に、私たちコンサルタントが業務をする際に、使用している・必要とされるスキルを列挙いたします。

■ コンサルタントに必要なスキル・能力

・基本的なPCスキル(Word、Excel、Powerpointを無理なく、用途に合わせて使える)
・社会人としての基本的な自己管理能力・スケジュール管理能力
・数値から現状を分析する能力
・自ら問題点を見つけ、実現可能な解決策を複数用意する能力
・数値をもとに仮説を立て、プランを練る能力
・伝えたいことが伝わるよう、文章や資料を作り上げるライティング能力
・ネット、本、同僚、上司などから情報を収集し、自分なりにまとめる能力
・院長先生、医院スタッフさんの考えや感情をくみ取る能力
・そのうえで、医院全体を俯瞰した最適なご提案を準備する能力
・その場で解決できることを判断し、その場で解決する能力
・自分に求められていることをきちんと認識し、期待に応える能力
・院長先生と対等な立場で関係性を構築する能力
・自身の時間単価に見合う、効率的な働き方

いかがでしょうか?

漏れなくダブりなく書き出すときりがないので、ざっと大まかなリストにはなってしまいますが、「スピーディーな成長の根源にあるもの」が、おぼろげながら見えてくるのではないでしょうか。

簡単に言ってしまえば、コンサルティングはとにかく「脳みそに汗をかく」頭脳労働の側面が強いのです。

■ コンサルティングを通してスキル(武器)を培う

先述した弊社コンサルタントのスキルの場合で言うと、

「医院の経営」という大きな課題に対し、医院ごとに、様々な角度から解決策を講じて課題を分解し、医院の理想と現実の折り合うところを見定めながら医院ごとのイシュー(最も根源的であり、解くと大きな価値の出る問い・問題点・課題)へとたどり着く…

というところがゴールになっています。

そのために必要とされる根本のスキルは「院長先生よりも、その医院について考え抜く力」と言えるのかもしれません。

とはいえ、弊社のコンサルタントは、(筆者である私を含めて)中途未経験からの転職者が多く、したがって、初めからそれらのスキルをすべて備えていたわけではありません。

失敗しながら、先輩コンサルタントの背中を見ながら、実際にコンサルティングを通して、目の前の院長先生・医院スタッフさんに感謝される経験を通して、社会人としてのスキル(武器)を自らの中に蓄積し、作り上げてきた人ばかりです。
この時、同時に各々のコンサルタントが「それまでの人生の中で培った強み、武器」を掛け合わせており、それによって唯一無二の自分の成長を体現することにつながっているのです。

■ 時間に対する考え方

また、院長先生の時間は貴重であり、有限です。

その時間的制約の中で、いかに先方の期待値を超えて最大限の成果に結びつくコンサルティングを提供できるか?

そういった問いかけを自分に課すことも重要ですので、必然的に、時間対効果であったり、作業効率であったり、仕事の段取りであったり、「上手な時間の使い方」を考えて行動することが習慣となります。

すなわち、

「この業務は本当に1時間もかけなければならないのか?30分で完了するにはどうしたらよいのか?」
「この業務のゴールはどこなのか?どんな完成品ができれば院長先生の期待値を超えられるのか?」
「このタスクにおいて、スピードを重視すべき部分・クオリティを重視すべき部分はそれぞれどこなのか?」
「10分だけ〇〇さんの手を借りることができれば、全体の作業時間を半分に減らせるのではないか?」

などといった形で、徹底した時間効率の向上と、タイムマネジメントの思考を磨くことがルーティン業務となります。

「脳みそに汗をかく」業務を、限られた時間の中で完遂する。

それを業務の中で日常的にトレーニングする。
これが、「コンサルティング業界では3倍のスピードで成長できる」という言葉の真意なのだと考えています。

■ まとめ

少し気の引き締まるお話になりましたが、先述の通り、初めからこれらすべての能力・スキルを持っている人はほとんどいらっしゃいません。
弊社の場合、もともとは異業種から転職されてきた方が大多数ですので
上記のようなスキルはコンサルタントとして働く中で、少しずつ培ってゆくものだという認識が根付いています。

したがって、やはり土台として大切なのは「自分の能力を高めたい」と挑戦する意気込みなのではないでしょうか。

 

弊社では、コンサルティングという業務を通じてそのような自己実現を目指す皆様を応援する風土、教育する制度が整っています。

今これをお読みの、転職をお考え中の皆様と、弊社で一緒に切磋琢磨できる日を心待ちにしております。

道を創る、
道を拓く。