皮膚科医院でも無視できないSNSの活用

皮膚科医院経営における新規患者の来院経路は、「ホームページ経由」が上位になることが多く、条件によって多少の差異はありますが、商業立地や駅前立地にて1位になることもあり、住宅立地では口コミに次ぐ2位になることが多いです。

それだけ皮膚科医院の集患においてホームページは大切であり、それに関わるWEB対策も皮膚科医院のマーケティングにおいて重要なことです。

一昔前であれば皮膚科医院の集患はホームページを準備しWEB対策を行えば事足りていました。

しかし最近ではホームページを有することはもはや当たり前となり、スマートフォンが普及しSNSが発達したことに伴い、SNS対策も皮膚科医院では重要度が増してきています。

 

◎もはや無視できないSNS利用者数

SNSの種類は世の中に数多く存在し「LINE」「Instagram」「Twitter」「Facebook」といったSNSが代表的です。

日本におけるこれらの各ユーザーは数千万人を越え、最も利用者数が多い「LINE」は約8900万人が利用しています。(2022年1月時点)

「LINE」で情報交換し、企業からの情報を受け取る人が数多くいることになります。

 

◎もはや無視できないSNSを使った検索

またユーザーが調べ物をする際に使っているサービスは、一昔前は「Google」や「Yahoo!」などの検索エンジンを用いた方法が一般的でした。

今でも全世代で「Google」や「Yahoo!」を用いて検索することが多いですが、最近ではスマートフォンの普及に伴い「Instagram」や「Twitter」で検索する人が増えており、特に若い世代ではその傾向が強いようです。

つまり上記の代表的なSNSは利用者数が多く、またそれらを使用して検索する人が増えている傾向にあります。

皮膚科医院を知るための検索、もしくは皮膚科医院から情報を発信する手段(もしくは患者が受け取る手段)としてSNSは無視できない存在となってきています。

 

◎皮膚科医院と親和性が高いSNS

皮膚科医院と親和性が高いSNSは「LINE」「Instagram」「Twitter」と考えています。

「LINE」は日本での利用者数が圧倒的に多いSNSであり、全世代が利用し幅広い年齢層にマッチします。

そしてお友達になっている患者に直接メッセージを配信することができ、その開封率が高いと言われています。

クリニックから「休診日」「疾患別のお役立ち情報」など患者満足度を高める情報を発信することができ、その情報が患者に伝わりやすいメリットがあります。

皮膚科医院は幅広い世代の患者が来院する診療科目なので「LINE」は特に親和性が高いSNSの一つです。

 

「Instagram」「Twitter」は文章、画像、動画を投稿することができ、患者自身が検索しその情報を知ることができるSNSです。

特に「Instagram」は20~30代女性の利用率が高いという特徴もあります。

そのため皮膚科医院における「Instagram」の活用は、美容皮膚科領域に活かしやすいSNSです。

新しく導入した機械やドクターズコスメ、割引、キャンペーンなどの比較的リアルタイムな情報を、画像や動画などを用いて視覚的にわかりやすい形式で発信できます。

さらにホームページよりも小まめに情報を発信しやすいため、美容皮膚科領域では特に使いやすいSNSと言えるでしょう。

つまり美容に興味がある20~30代女性への情報発信として「Instagram」は非常に有効なSNSと言えます。

 

SNSは世の中にたくさんありますが、手広くやるととても手間がかかるというデメリットがあります。

皮膚科医院においては利用者が多く影響力が強い、「LINE」「Instagram」を活用したSNSマーケティングを追求、もしくは始めていただくことが良いのではないかと思います。

ご参考いただければ幸いです。

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